春香「ぷろりゅーさん?」

1: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:10:32.17 ID:pWTliIEx0
----とある街の通り----

女の子「……」オロオロ

女の子「お母さん…?」

女の子「……どこ?」

P「……」

P(迷子…だよな?)

女の子「……」ウルウル

P「ねぇお嬢ちゃん」ポン
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2: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:11:17.54 ID:pWTliIEx0
女の子「えっ? あ、はいなんですか?」ウルウル

P「お母さん達とはぐれちゃったのかな?」

女の子「……はい」コク

P「そっか…お名前は?」

女の子「あ、天海はるかです。6才です」

P「春香ちゃんか、礼儀正しいんだな」

春香「え?…えへへ、ありがとうございます」
3: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:11:56.72 ID:pWTliIEx0
P「それで、春香ちゃんはどこでお母さん達とはぐれたのかな?」

春香「えっと……そのお店のテレビ見てて、きづいたらわたし一人で…」

P(テレビ……なるほど、つい見入っちゃったんだな…)

P「ふむ。じゃあ、一緒に探してあげるよ」

春香「ほんとですか!」

P「ああ」

春香「わーい!」ピョン
4: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:12:27.26 ID:pWTliIEx0
P(少しこの辺りを見回しつつ交番に行ってみるか…)

春香「あの……」

P「ん?」

春香「お兄さんのおなまえはなんていうんですか?」

P「ああ、俺は赤羽n」

律子「プロデューサー?」

P「おお、律子」
5: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:13:24.93 ID:pWTliIEx0
律子「そういえばプロデューサーは今日オフでしたね……その子は?」

春香「ぷろりゅーさん?」

P「ああ、この子は…」

春香「天海はるかです。6才です」ペコ

律子「あら、ずいぶんしっかりしてるのね。こんにちは、お姉さんは秋月律子っていうの。よろしくね」

P「お姉さんだって…ププ」

律子「なにか問題が?」

P「いいえ」

春香「よろしくおねがいします」

律子「うふふ、かわいいわぁ…」
6: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:14:19.19 ID:pWTliIEx0
P「春香ちゃんは現在絶賛迷子中でな」

春香「…ぜっさん?」

律子「あらま、そうなんですか」

P「ああ。この辺を少し回ってから交番に行ってみようと思ってる」

律子「そうですか。絶対無事に親元に送り届けてあげてくださいね」

P「わかってる。ていうかお前なんでこんなところにいるんだよ」

律子「竜宮小町がすぐそこにスタジオでラジオの収録をしてるんですよ」
7: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:14:44.32 ID:pWTliIEx0
律子「それじゃあ私もう戻りますね。ばいばい、春香ちゃん」

春香「ばいばい、律子お姉ちゃん」フリフリ

律子「かわいいわぁ…」

P「ばいば~い♪」

律子「……」スタスタ

P「無視かよ!」

春香「あはははは!」
8: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:15:19.69 ID:pWTliIEx0
春香「ぷろりゅーさんおもしろい!」

P「ぷろりゅーさん?」

春香「? さっき律子お姉ちゃんがお兄さんのこと『ぷろりゅーさん』って…」

P「ああ…」

春香「なんだかかっこいいお名前ですね」

P「そうかな?」

春香「はい!」

P(なんだか気に入ってるようだし、そのままでいいか)
9: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:16:21.75 ID:pWTliIEx0
P「天海春香ちゃんのお母さん、お父さんいませんかー!」

春香「……」キョロキョロ

P「この辺りはもうあらかた回ったかな…」

P「春香ちゃん、交番に行こうか」

春香「はい……」トボトボ

P(……やっぱ不安だよな)

P(しっかりしてるといっても6才だし)

P「春香ちゃん、足疲れてない?」

春香「え?」

P「おんぶしてあげるよ」
10: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:17:19.47 ID:pWTliIEx0
春香「いいんですか?」

P「ああ」

春香「じゃあ…」

P「よいしょっ」

春香「ありがとうございます」
11: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:18:04.02 ID:pWTliIEx0
P「春香ちゃんは、お店のテレビで何を見てたのかな?」

春香「えっと、『しんかん少女』がテレビに出てたから見てました」

P「へぇ、『新幹少女』かぁ。春香ちゃんは新幹少女が好きなの?」

春香「はい! わたし、大きくなったらアイドルになりたいんです!」

P「おお、そうなんだ。 実は俺アイドルの子のお世話するお仕事をしてるんだ」

春香「ええ!?」

P「すごい偶然だね。春香ちゃんはなんでアイドルになりたいのかな?」
12: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:18:49.68 ID:pWTliIEx0
春香「あ、えっと…」

春香「お歌を歌うのと、踊ったりするのが大好きで」

春香「私もおっきな『ステージ』の上でみんなと歌いたいから!」

P「なるほどなぁ。叶うといいね」

春香「うん!」

P(アイドル『天海春香』かぁ…この子が大きくなったらかわいいだろうな)

P(プロデュースしてみたいが、まぁそこまで偶然は重ならないよな、うん)

P「さて、交番だ」
13: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:19:48.62 ID:pWTliIEx0
警察官「わかりました、我々が責任を持ってお預かりいたします」

警察官「それでは、お帰りいただいても構いませんよ」

P「わかりました」

P「それじゃあ春香ちゃん」

春香「え…? ぷろりゅーさん帰っちゃうんですか?」

警察官「大丈夫だよ春香ちゃん、おじさんたちが付いてるから」

春香「でも、えっと…」

P「ああ、やっぱりもう少し一緒に居ます」

春香「ほんとですか?」パァ

P「うん」

春香「やったー!」

警察官「お時間大丈夫ですか?」

P「はい、今日は休みなので」
14: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:20:21.91 ID:pWTliIEx0
----交番・待合室----

春香「それでね……お母さんは……」

P「へぇ……それはおもしろいな……」

???「あの!うちの子がここで預かってもらってるとうかがったのですが!」

春香「あ!」

P「お」

警察官「まぁまぁ落ち着いてください。身分証明書を…・」
15: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:21:22.99 ID:pWTliIEx0
天海母「本当に、本当にありがとうございました」ペコペコ

P「いえいえ、どうせ暇だったので」

P「それに僕も春香ちゃんと過ごせて楽しかったですよ」

春香「えへへ」

天海母「是非今度お礼をさせてください」

P「お礼だなんてそんな」

天海母「お願いします!」ペコ-
16: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:21:54.91 ID:pWTliIEx0
P「は、はぁ…わかりました、わかりましたお母さん。だから顔を上げてください」

天海母「はい。それでお名前をお聞きしてもよろしいですか?」

P「ああ、僕は赤羽n」

春香「ぷろりゅーさんだよ!」

天海母「ぷろりゅーさん?」

P「あ、ええと…これ名刺です」

天海母「ありがとうございます…あら、そういうことね」フフッ

P「ははは…」

春香「? どうかしたのおかあさん?」
17: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 19:23:19.08 ID:pWTliIEx0
P「それでは」

天海母「はい、後日お電話させていただきますね」

P「はい」

春香「ばいばい、ぷろりゅーさん!」フリフリ

P「ああ、じゃあな」



P(別にお礼なんかいいのにな…)

P(まぁでも、もしかしたらまた春香ちゃんと会えるかも?)

P(だったら嬉しいんだけど…)
26: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 22:24:28.07 ID:pWTliIEx0
----後日・午後8時----

プルルルルル♪

P「はいもしもし」

『もしもしぷろりゅーさんですか?』

P「その声は春香ちゃんかな?」

春香『えへへ、そうです。こんばんは』

P「こんばんは」

春香『お母さんにかわります』

P「うん」
27: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 22:26:35.64 ID:pWTliIEx0
天海母『もしもし、こんばんは』

P「ああ、こんばんは春香ちゃんのお母さん」

天海母『先日は本当にありがとうございました』

P「いえいえ」

天海母『それで、この間のお礼のことなのですが…』

天海母『主人に話したところ是非とも食事にお誘いしたいとのことなんです』

春香『ぷろりゅーさーん! わたしもいきたいです!』

天海母『こ、こら春香! それで、どうでしょうか?』

P「わかりました、行かせていただきます。僕もまた春香ちゃんにも会いたいですし」
28: ◆F40HwDEaOg 2012/07/17(火) 22:27:54.45 ID:pWTliIEx0
天海母『では、○○日××時に』

P「はい」

天海母『え? あ、すいません春香がどうしても代わりたいようで』

P「ははは、構いませんよ」

春香『ぷろりゅーさん』

P「どうした?」

春香『わたし、ぷろりゅーさんとご飯食べるの楽しみです』

P「うん、俺もだよ」

春香『ほんとですか?』

P「ほんとだよ」

春香『ほんとにほんとですか?』

P「ほんとにほんと」

春香『えへへ…ぜったいきてくださいね!』

P「ああ、絶対な。約束だ」
39: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 22:57:01.79 ID:TIAp4QPE0
----後日----

P「待ち合わせは、確かここだよな」

春香「ぷろりゅーさーん!」タッタッタッ

P「おー春香ちゃん、こんばんは」ヨシヨシ

春香「こんばんは!」

天海母「こんばんは」

P「あ、こんばんは。そちらが…」

天海父「どうも、春香の父です」

P「はじめまして、僕は」

春香「ぷろりゅーさんだよ!」

天海父「ははは、そうだったね。その節は春香が大変お世話になったそうで」

P「いえいえ、単なるきまぐれですよ」

春香「お父さんはやく行こう?」

天海父「ここで立ち話もなんですから店に入りましょうか」

P「はい」
40: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 22:57:34.06 ID:TIAp4QPE0
春香「わたし、ぷろりゅーさんの隣がいい」

P「ん?ああ、いいよおいで」

春香「ありがとうございます」チョコン

天海父「ははは、では注文しましょうか」
41: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 22:58:03.38 ID:TIAp4QPE0
P「春香ちゃん、お肉とってあげるよ」

春香「ありがとうございます」

春香「わたしもとってあげます」

天海母「大丈夫?」

春香「だいじょうぶ……あつっ!」

P「あ~やっぱり俺は自分でとるよ」

春香「むぅ……」

P「ええと…春香ちゃん、お水ついでくれるかな?」

春香「はい!」
42: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 22:58:33.97 ID:TIAp4QPE0
春香「ぷろりゅーさんはね、アイドルのお世話をするお仕事をしてるんだよ」

天海父「へぇ~そうなんだね。なら、春香がアイドルになる時はプロデューサーさんにお世話してもらえたらいいね」

春香「うん!」

P「ははは、僕としても大歓迎ですよ」

P(実際は事務所に所属するための審査に通らないといけないけど)

P(まぁ、春香ちゃんは将来有望そうだしそのくらい軽く通ってしまいそうだ)

P「すいません、お手洗いに行ってきます」
43: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 22:58:59.67 ID:TIAp4QPE0
P「……」ジョロジョロ

天海父「どうも」

P「あ、お父さんもおトイレですか?」

天海父「ええ、横失礼しますね」ジョロジョロ

P「……あの」

天海父「はい?」

P「お父さんは、春香ちゃんがアイドルを目指していることについてどうお考えなんですか?」

天海父「ああ、そのことですか」
44: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 23:00:17.77 ID:TIAp4QPE0
天海父「春香の好きなようにさせるつもりですよ」

天海父「人間として正しく育ってくれれば、私はそれで十分と考えています」

天海父「もしアイドルとして失敗したとしても、責めずにその時進める道を示してやるつもりです」

P「そう、ですか……」

P「もし、本当に僕が春香ちゃんを担当することがあれば…」

P「出来る限りのことをさせていただきますよ」

天海父「はい、よろしくおねがいします」

天海父「まぁ、まだ6歳ですから将来の夢も変わってしまうかもしれませんけどね」

P「たしかにそうですね」ハハハッ
45: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 23:00:47.65 ID:TIAp4QPE0
春香「ぷろりゅーさん遅いな~」

天海母「そうね。あ、お肉とってあげるからお皿貸してくれる?」

春香「え~ぷろりゅーさんにとってほしい」

天海母「そんなこと言ってたら焦げちゃうわよ」

春香「は~い」

天海母「ふふ、まったくもう…春香はプロデューサーさんのことが好き?」

春香「うん!」
46: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 23:01:15.59 ID:TIAp4QPE0
天海父「今日は来ていただきありがとうございました」

天海母「ありがとうございました」

P「いえ、こちらこそ。ごちそうさまでした」

春香「ねぇお母さん…」クイクイ

天海母「? なぁに春香?」

春香「あのね……」ゴニョゴニョ

天海母「う~ん、流石にそれはご迷惑よ…」

春香「そうかなぁ…」

P「どうかされましたか?」
47: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 23:01:41.75 ID:TIAp4QPE0
天海母「いえ、なんでもないんです」

P「僕にできることなら構いません、どうぞおっしゃってください」

天海母「わかりました……。春香が『プロデューサーさんのお家に遊びに行きたい』って言ってるんですが」

春香「……」ジー

P「ははは、なるほど。大歓迎ですよ」

春香「……」パァ

天海母「本当によろしいんですか?」

P「ええ。春香ちゃん、待ってるよ」

春香「はい!ありがとうございます!」

天海父「ははは、よかったな春香」
48: ◆F40HwDEaOg 2012/07/18(水) 23:02:12.25 ID:TIAp4QPE0
P「それでは、また今度こちらの空いてる日を連絡させていただきますね」

天海母「はい、よろしくお願いします」

天海父「よろしかったら今度うちにもいらしてください」

P「はい、今日はありがとうございました。ばいばい、春香ちゃん」

春香「ばいばい!」
55: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 22:56:11.22 ID:N4TQybJd0
----休日・駅前----

P「一人で電車に乗ってくるらしいけど、大丈夫かな…」ソワソワ

P「時間は…もう2分も過ぎてる!ま、まさか誘拐!?」

P「あああやっぱり直接家に迎えに行った方が良かったんだ」ワナワナ

春香「ぷろりゅーさーん!」タッタッタッ

P「は、春香ちゃん!」

春香「こんにちは、ぷろりゅーさん」

P「ああ、無事に着いたか…良かった、良かった」ヨシヨシ

春香「ぷろりゅーさんなんで泣いてるんですか!? どこか痛いんですか!?」

P「いや、どこも痛くないよ…行こうか」
56: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 22:56:50.01 ID:N4TQybJd0
春香「ぷろりゅーさんのおうちはどんなおうちなんですか?」トテトテ

P「ん~、普通のワンルームだよ」スタスタ

春香「わんるーむ?」

P「部屋がひとつだけってこと」

春香「ええ!そうなんですか!」

春香「ふしぎなおうちですね~」

P「ははは、そうだね」
57: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 22:57:43.82 ID:N4TQybJd0
ガチャッ

P「さ、どうぞ」

春香「ここがぷろりゅーさんのおうち…」

春香「あ、おじゃまします!」

P「よくできました」
58: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 22:58:27.81 ID:N4TQybJd0
春香「あ、アイドルの本がいっぱいある」

P「仕事のお勉強をしないといけないからね」

春香「おべんきょうですか~」

春香「ぷろりゅーさんえらいです」

P「ありがと」

P「春香ちゃんはお勉強はやっぱりまだかな?」
59: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 22:59:30.66 ID:N4TQybJd0
春香「う~ん」

春香「ひらがなならちょっとかけます」

P「へぇ、すごいな」

P「お母さんが教えてくれるの?」

春香「はい」

春香「えっと……」ガサゴソ

P「鉛筆とノート、いつも持ち歩いてるの?」

春香「うん」カキカキ
60: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 23:00:00.73 ID:N4TQybJd0
春香「かけました!」パッ

『ふろりゅーさん』

P「ははは、すごいすごい。でも惜しいね春香ちゃん」

春香「え?」

P「このままだと『ふろりゅーさん』って読むんだよ」

春香「え? じゃあどうすればいいのかな…」

P「ここに…こうやってまるをつかればいいんだよ」カキ

『ぷろりゅーさん』

春香「はじめて知りました。ぷろりゅーさんはやっぱりすごい!」

P「春香ちゃんも十分すごいよ」ヨシヨシ

春香「えへへ…」テレテレ
61: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 23:01:28.27 ID:N4TQybJd0
P「それにしても、うちって遊ぶものとかあまり無いんだよな」

P「春香ちゃん、なにしよっか?」

春香「ぷろりゅーさんとお話したいです」

P「そう? じゃあここ座る?」

春香「え、あ、はい」

P「じゃ、おいで」

春香「はい」トテトテ

春香「……」チョコン

P(俺も春香ちゃんみたいな娘が欲しい…)

春香「……」
62: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 23:02:16.76 ID:N4TQybJd0
P「春香ちゃんは幼稚園にかよってるんだよね?」

春香「はい」

P「幼稚園、楽しい?」

春香「楽しいです。きのうはみんなたんじょうび会でした」

P「へぇ誕生日会か。春香ちゃんの?」

春香「わたしと、こんげつ誕生日のみんなのです」

P「なるほど、みんなまとめてにしちゃうわけか」

P「春香ちゃん、幼稚園で好きな男の子とかいるんじゃない?」
63: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 23:03:24.75 ID:N4TQybJd0
春香「いないです…」

P「そう? 春香ちゃんかわいいから、春香ちゃんのこと好きな男の子いそうだけど」

春香「幼稚園の男の子はいたずらばっかりするんです。きっとわたしのことがきらいなんです」

P「う~ん…。好きだからいたずらしちゃう、っていうのはよくあることだよ」

春香「なんで好きなのにいたずらするんですか?」

P「それは……自分のことをもっといっぱい考えて欲しいからじゃないかな」

P「今思えば、その頃の俺もそういうことをしていた気がする」

春香「そうなんだ…」
64: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 23:04:55.33 ID:N4TQybJd0
春香「ぷろりゅーさんは好きな人いますか?」

P「今のところはいないよ」

春香「……」

P「春香ちゃんの誕生日って今月のいつなんだっけ?」

春香「えっと、△△日です」

P「ふむふむ」メモメモ
65: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 23:05:26.72 ID:N4TQybJd0
----夕方・駅前----

春香「今日は、どうもありがとうございました」ペコ

P「ううん、またいつでも来てね。それより一人で大丈夫?」

春香「はい、だいじょうぶです」

P「そう?心配だな…」

春香「むぅ、だいじょうぶです。もうすぐ小学生なんですから」

P「そう、だよね。ごめんごめん、春香ちゃん変なおじさんに付いてっちゃ駄目だよ?」

春香「あはは、ぷろりゅーさんお母さんと同じこと言ってます」

春香「それじゃあばいばい!ぷろりゅーさん!」

P「ばいばーい!」
66: ◆F40HwDEaOg 2012/07/19(木) 23:12:12.87 ID:N4TQybJd0
----夜----

P「あ、もしもしこんばんは。Pです」

P「はい…はい…いえいえ」

P「あ、春香ちゃんいますか? はい、お願いします」

春香『もしもし、ぷろりゅーさんですか?』

P「うん、無事に帰れたみたいだね」

P「ちょっと聞きたいことがあってね…」
83: ◆F40HwDEaOg 2012/07/20(金) 19:40:43.61 ID:FExbO22U0
----△△日----

P「ここだな」

ピンポーン♪

???「はーい」

天海母「あら、おはようございます」

P「おはようございます」

天海母「春香ー、プロデューサーさんよ~」

春香「はーい!」
84: ◆F40HwDEaOg 2012/07/20(金) 19:41:21.60 ID:FExbO22U0
P「それじゃあ、お昼ごろには戻って来ますので」

天海母「ふふふ、一日中連れ回していただいても構いませんよ?」

P「いえ、ご家族でも予定がありそうですし…」

天海母「わかりました。春香、楽しんでらっしゃい」

春香「うん」

P「それじゃあ、行こうか」

春香「うん。行ってきま~す」
85: ◆F40HwDEaOg 2012/07/20(金) 19:42:58.34 ID:FExbO22U0
春香「今日はどこにいくんですか?」トテトテ

P「春香ちゃん、歌うのが好きって言ってたよね?」スタスタ

春香「はい」

P「『カラオケ』って知ってるかな?」

春香「あ、知ってます! マイクでお歌を歌えるところ!」

P「そうそう、さすがだね」

P「そのカラオケに行く前に会ってみてほしい人がいるんだ」

春香「?」

P「ほら、あそこの俺の車の前に立ってる人なんだけど」

春香「女の人…?」
86: ◆F40HwDEaOg 2012/07/20(金) 19:43:28.07 ID:FExbO22U0
春香「あ!?」

春香「……」タッタッタッ

???「はじめまして、春香ちゃん」

春香「……」マジマジ

???「春香ちゃん?」

春香「ち、千早ちゃん!」

千早「ふふ、どうも如月千早です」

春香「ほんものなの!?」

千早「うん」
87: ◆F40HwDEaOg 2012/07/20(金) 19:43:56.97 ID:FExbO22U0
春香「すごぉい!」

春香「ぷろりゅーさん! 千早ちゃんですよ、千早ちゃん!」

P「春香ちゃん、この前電話した時千早のことも好きって言ってたからさ」

P「誕生日のお祝いに特別に来てもらったんだよ」

春香「千早ちゃんもいっしょにからおけに行くんですか?」

P「ああ」

春香「わーい!」


千早「ふふふ、春香ちゃんかわいい…」
88: ◆F40HwDEaOg 2012/07/20(金) 19:44:34.19 ID:FExbO22U0
----車中----

春香「ねぇねぇ千早ちゃん」

千早「なにかしら?」

春香「わたしね、千早ちゃんの歌うお歌が大好きなの!」

千早「あら、ありがとう。とても嬉しいわ」

春香「わたしも千早ちゃんみたいにみんなの前で歌えるようになりたいなぁ」

千早「そういえば春香ちゃんもアイドルになりたいのだったわね」

春香「うん」

千早「頑張ってね。応援してるから」

春香「うん!」
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