提督「お姉ちゃん欲しい」

1: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/21(木) 23:21:55.23 ID:IYuhObQP0
提督「お姉ちゃん欲しい」

能代「お姉ちゃん…ですか?」

提督「俺って一人っ子だからさぁ…兄弟欲しいんだよね」

能代「確かに阿賀野姉ぇたちといると楽しいですけど」

能代「で、なんで兄や妹じゃなくて姉なんですか?」

提督「俺って姉萌えなんだよねぇ」

能代「姉萌え…能代、よくわかりません」

提督「よし!艦娘に俺のお姉ちゃんになってもらおう!」

能代「…え?」

提督「あ、おい瑞鶴!!」

瑞鶴「ん?提督さん?なーに?」

提督「俺のお姉ちゃんになってくれ!」

瑞鶴「はぁ!?」

提督「あ、ちょうどいい、日向も付き合って」

日向「なんだ?」

能代「提督は何をするおつもりですか?」
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4: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/21(木) 23:29:51.97 ID:IYuhObQP0
―――――

ガチャ

瑞鶴「ただいまー、あー疲れた疲れた」

提督「お帰り」

瑞鶴「なんだ居たの」

提督「姉ちゃんこそ弓道は?」

瑞鶴「弓道部は今日は活動日じゃありませーん」

瑞鶴「プリンでも食べよーっと」

ガチャ

瑞鶴「…あれ?プリンがない」

提督「あぁ、俺食っちゃった」

瑞鶴「…はぁ!?なんで私のプリン勝手に食べるのよ!」

提督「めんご」

瑞鶴「めんごじゃないわよ!!弁償しなさいよ!!」

提督「え~…」

瑞鶴「おねえちゃんのプリン勝手に食べてただで済むと思ってんの!?絶対許さないから!!」

提督「うるさいなぁ」

瑞鶴「なんですってぇ!?勝手に食べたアンタが悪いんでしょうが!!」

能代「いまどきプリンで姉弟ケンカって…」

提督「能代」

能代「は、はい?」

提督「邪魔しないで」

能代「も…申し訳ありません…」

能代(なにこの状況)
8: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/21(木) 23:48:51.42 ID:IYuhObQP0
その夜…

日向「アンタたち、さっさと風呂入ってきなさい」

瑞鶴「馬鹿弟、風呂入れだってさ」

提督「うーい」ピコピコ

瑞鶴「ゲームなんて後でできるでしょ、風呂入りなさい」

提督「姉ちゃんが先に入れよ」ピコピコ

瑞鶴「この後テレビでスイーツ特集あるの、それ見るからアンタ先入りなさい」

提督「プリンとかスイーツとか…そんなんばっかり食うから太るんだよ」

瑞鶴「…アンタねぇ、さっきから生意気なのよ!昼のプリンの件、見逃してやったんだから少しはお姉ちゃんの言うこと聞きなさいよ!」

提督「ちゃんと謝ったじゃん」

瑞鶴「お姉ちゃんの言うこと聞かないってことは反省してない証拠!」

提督「しつこいなぁコイツ」

瑞鶴「お姉ちゃんに向かってコイツって言ったな!!絶対許さないから!!」

日向「…アンタたち、風呂入れって言ったでしょ」

瑞鶴「お母さん!コイツ私の言うこと聞かないの!」

提督「俺は姉ちゃんの手下か何かか」

瑞鶴「ゲームしてないで風呂入れって言っただけでしょ!?」

提督「テレビ見てないで風呂入れよ]

瑞鶴「んぎぎぎぎぎぎ…生意気なガキ…」

日向「はぁ…お姉ちゃんも高校生なんだからもう少し大人になりなさいよ」

瑞鶴「えー!?なんで私だけ!」

提督「そーだそーだ、大人になれ」

日向「アンタは煽らないの」ゴチン

提督「痛てぇ」

瑞鶴「ほんっとむかつく!こんな弟いらない!優しいお姉ちゃんかお兄ちゃんが欲しかった!!」ドスドス

提督「またスネてどっか行っちゃったよ」

日向「…いいからアンタは風呂入りなさい」

提督「わかったよ…」

日向「…どうしてあの子たちはケンカばっかりするのかしら」
16: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 00:10:22.48 ID:o+kLpJVI0
提督「…どうだ、能代」

能代「あ、終わったんですか?」

提督「俺は今、猛烈に幸せを感じている」

能代「瑞鶴さんとケンカしてただけじゃないですかぁ」

提督「そう!姉弟ケンカ!!一人っ子の憧れ!!」

能代「えー、ケンカに憧れるんですか?」

瑞鶴「提督さん…私お姉ちゃんっぽかったですか?」

提督「あぁ、最高だよ」

提督「日向もいいお母さんだ」

日向「そうか」

瑞鶴「よく加賀とケンカする瑞鶴のことだから、少しでもいうことを聞かない弟に対して必ず機嫌を悪くするはず」

瑞鶴「…否定できないかも」

提督「弟よりも偉くありたいという姉としてのプライドが根強いと思うんだよね」

提督「まさに私が姉ッ!…って感じ」

日向「よく本人を目の前にそこまで言えるな」

能代「まぁ…わかるような…わからないような」

瑞鶴「提督さん…私ってやっぱり正確に難ありですか…?」しゅん

提督「大丈夫だ瑞鶴」

提督「瑞鶴はプライドが高いだけじゃない」

提督「なかなか素直になれないけど、本当は心優しくて思いやりのある子」

提督「ここからが姉萌えの真骨頂」

能代「え、まだ続くんですか?」
21: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 00:39:20.99 ID:o+kLpJVI0
瑞鶴「今日はアイツのせいで嫌な一日だったなぁ!」

瑞鶴「アイツ…ホントに生意気なんだから!」

瑞鶴「もう寝よ…」

コンコン

瑞鶴「ん?」

ガチャ

提督「ね、姉ちゃん」

瑞鶴「何しに来たのよアンタ!」

提督「今日はいろいろ悪かった…ごめん」

瑞鶴「えっ…」

提督「じゃ、おやすみ」

瑞鶴「ちょっ、ちょっと待ってよ!」

提督「なに?」

瑞鶴「私…まだ謝ってない…」

提督「いや別に…悪いの俺だし」

瑞鶴「ご…ごめんね?…お姉ちゃんすぐにムキになっちゃうから…」

提督「いつものお姉ちゃんじゃん」

瑞鶴「やっぱだめだなぁ私、なんでこんなに短気なんだろ」

瑞鶴「アンタのほうが大人ね、私見習わなくちゃ」

提督「そんなことねーけど…」

瑞鶴「…」

提督「…」

瑞鶴「…そ、そうだ!」

提督「ん?」

瑞鶴「ねぇ、今からコンビに行かない?アイスでもプリンでも奢ってあげる!」

提督「い…いきなりどうした」

瑞鶴「お詫びってわけでもないけど、ハーゲンダッツでも何でも奢ってあげるから!行こうよ!」

提督「いや…もう遅いし」

瑞鶴「いいから!お姉ちゃんに付き合いなさい!買ってあげるから!」

提督「おう…」

瑞鶴「外寒いから上着着てね、お母さんには…内緒ねっ!」
24: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 00:58:20.42 ID:o+kLpJVI0
能代「…」

提督「…不器用な瑞鶴姉ぇ、最高だな」

瑞鶴「ほ、本当ですか?」

能代「それが提督の理想のお姉ちゃん…」

提督「まとめにいこうか」

能代「ま、まとめ!?」

提督「事の発端はケンカだな」

日向「プリンか」

提督「さっきも言ったけど、姉弟ケンカは一人っ子の憧れ」

提督「ケンカする相手がいないほど寂しいものはない」

能代「能代たちもたまにはケンカしますけど…楽しくないですよ」

提督「でも仲直りした後はどうだ?姉妹の仲が深まった感じはしないか?」

能代「…確かに、ケンカするほど仲がいいと言うのは本当かもしれませんね」

提督「そう!ケンカなんて姉と弟の仲を深める過程!目的は姉と仲良くなることにある!」

提督「だからほら、瑞鶴姉ぇもハーゲンダッツ奢ってくれるって言ってくれただろ?仲が深まった証拠だね」

能代「…台本があるんじゃないんですかソレ」

提督「ケンカして仲直りして、またケンカして仲直りして、こうして姉弟の絆が深まっていくわけよ」

提督「それ、一人っ子にとってすごく羨ましい」

提督「ケンカを経て、お姉ちゃんと仲良くなりたい」

能代「まぁ…そこは同意ですね」

瑞鶴「日向は姉妹ケンカする?」

日向「しないな、伊勢より私のほうが大人だから大体丸く収める」

瑞鶴「収まるんじゃなくて、収めるんだ…」
31: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 01:20:33.16 ID:o+kLpJVI0
提督「あと最大のポイントは、やっぱり瑞鶴の性格だな」

提督「普段は弟に対して口うるさくギャーギャー騒ぐ、ケンカなんて始めたらもう手が付けられないほど厄介だ」

瑞鶴「…」

提督「瑞鶴大丈夫だ、褒めてる最中だから」

日向「提督も容赦ないな」

提督「絶対に許さない!その言葉を発した瑞鶴姉ぇ、しかし俺が謝った途端どうなった?」

能代「…瑞鶴さんも素直に謝った?」

提督「そう!自分の非をしっかり認めて謝った!口をもごもごと動かしながらもしっかり『ごめん』と言ったのだ!」

提督「あのさっきまでボルテージMAXで怒ってた瑞鶴姉ぇがだ!!」

日向「提督の解説にも熱が入る」

提督「それどころかアイスまで買ってくれるという手の平を返しよう!いきなり弟に甘いお姉ちゃんとなったのだ!」

提督「『外は寒いから上着着てね』なんて気も使ってくれる!」

提督「さっきも言った通り、瑞鶴はなかなか素直になれないけど、本当は心優しくて思いやりのある子」

提督「そこにツンデレのような、ギャップ萌えを感じないか?」

能代「は、はぁ…」

瑞鶴「…なんか、すごく恥ずかしいんだけど」

提督「一癖あるけ瑞鶴姉ぇだけど自分の非をしっかり認めて仲直りに結び付ける、いいお姉ちゃんじゃあないか」

能代「そおですね…」

提督「結果!…瑞鶴は俺のお姉ちゃんになって欲しい!!」ドーン

能代「…」

日向「よかったな」

瑞鶴「喜んでいいの?コレ」

提督「協力ありがとう、瑞鶴、日向」

提督「瑞鶴、ナイスお姉ちゃん!」

瑞鶴「ど、どうも…」

提督「さて次のお姉ちゃん候補はと…」

能代「あ、続くんですねコレ」
47: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 15:29:46.31 ID:NW8ferApO
提督「次は誰がいいかな…」

提督「あ、夕張!ちょうどよかった!」

夕張「提督?なんでしょうか!」

提督「俺のお姉ちゃんになってくれ」

夕張「え?…えぇ〜〜〜!?」

能代「まぁ当然の反応ですね」

夕張「提督のお、お姉ちゃんですか?」

提督「実験的な感じで、実験とか好きでしょ?」

夕張「ま、まぁ…」

提督「そこにいるのは雷か?ちょっとキミも脇役で出演してくれ」

雷「ん?よくわかんないけど私を頼ってくれるのね!」

能代「夕張さんはどういうお姉さんになるんでしょうか…」
48: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 15:32:00.34 ID:NW8ferApO
ーーーーー

提督「ん〜…うまくいかねぇなぁ」

提督「やっぱ難しいなぁ、俺には向いてないかも」

夕張「なにをやってるの?」

提督「あぁ、夕張姉ぇ」

夕張「あら、プラモデル作っているの?意外ねぇ」

提督「チャレンジしようと思って」

夕張「初っ端から戦艦長門って…難易度高いの選んだわね…」

提督「え?ダメ?」

夕張「流石に初心者には厳しいかもなぁ」

提督「…oh…高かったのに」

夕張「…しょうがないなぁ、お姉さんが手伝ってあげる!」

提督「まじで!?」
49: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 15:32:49.86 ID:NW8ferApO


提督「夕張姉ぇ、ホント器用だよな」

夕張「好きだからねぇこういうの」

提督「うわ、すご!今どうやったの?」

夕張「慣れよ慣れ、経験の積み重ねなのよ」

提督「…そういえば昔、夕張姉ぇが段ボールとかで庭に俺の秘密基地作ってくれたよな」

提督「ちゃんと寝れるスペースもあって二階もあって…」

夕張「あー、作ったわねそういうのも」

夕張「あなたが喜んでくれるからどんどん気合入っちゃってね、かなり増築したなぁ…懐かしい」

提督「そんときから器用だったよな」

夕張「私は運動オンチだけど、こういうのは大得意だからね!」
50: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 15:34:03.84 ID:NW8ferApO


提督「ほとんど夕張姉ぇにやってもらっちゃったよ…」

夕張「私も戦艦のプラモは久しぶりだからね、気合入っちゃった!」

提督「すげぇ…長門…完成度高いな」

夕張「コレは中級者向けかもね、初心者は農家シリーズとかから始めたらいいかも」

提督「の、農家…?」

夕張「てかあなたのプラモ、私が完成させちゃってごめんね」

提督「いいよ別に、おかげで完成度高いのが出来たから堂々と部屋に飾れるよ」

夕張「そう?なら良かった!」
51: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 15:36:12.33 ID:NW8ferApO
後日、学校

雷「今日は体育ね!男子は何をやるのかしら?」

提督「サッカーかな」

雷「サッカー!?いいなぁ、女子なんて卓球なのよ?地味ぃ〜」

提督「えー、卓球楽しいじゃん」

雷「私は体を思い切り動かすのが好きなの!」

提督「まぁ、俺もサッカー好きだけど」

雷「卓球ってどうも難しいのよね…」

提督「ア”ッ」

雷「ん?どうしたの」

提督「体操着、忘れた…」

雷「あちゃあ…、今日の体育、ウチのクラスだけだから他のクラスからは借りられないわよ?」

提督「マジカヨ」

雷「反省文書いて見学かもね…」

提督「…いや!大丈夫だ!」

雷「え?何が?」



提督「夕張姉えええええ!」

夕張「どうしたの?急に呼び出して」

提督「夕張姉ぇ、今日体育あるよな?」

夕張「あるけど」

提督「何時間目!?」

夕張「二時間目…」

提督「よかった!俺、四時間目に体育あるんだけど体操着忘れちゃって…」

夕張「え〜?家を出る前にちゃんと確認しなきゃだめじゃないのよ、もぉ〜」

提督「ゴメン!なんで四時間目に体操着貸してくれ!」

夕張「私の…?…しょぉがないなぁ〜」

提督「ありがとう!恩にきる!それじゃまた後で!」

夕張「まったく…」

夕張「私、あの子に甘やかしすぎかな?」

※女子体操服はブルマではなく、男子と同じズボンです
55: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/22(金) 19:46:18.90 ID:dmBGGyQOO
提督「さぁどうだ」

能代「…あの、提督は何歳なんですか?」

提督「え?もうすぐ三十路だなぁ」

能代「…で、夕張さんの弟の提督は何歳なんですか?」

提督「俺も夕張姉ぇも中学生の設定」

能代「中学生!?流石に無理がありすぎるんじゃあ…」

提督「色んなお姉ちゃんがいれば弟もそれに合わせなければいけないのだよ!」

提督「あくまでも設定!俺の理想!!」

提督「俺の夢!!!妄想の世界!!!!」

能代「わ、わかりましたから!!わかりましたから!!」

提督「てか俺のことはどうでもいい!夕張姉ぇに注目しなさい!」

能代「は、はい!」

夕張「て、提督…私どうでしたか?」

提督「最・高」

雷「優しいお姉さんね!」

提督「そう!さっきの瑞鶴と違って最初から優しいお姉さん!」

提督「甘えたくなっちゃうよねぇ」

能代「ただ単純に優しいお姉さんって感じですけど」

提督「ただのお姉さんじゃない!夕張姉ぇだぞ!」

夕張「どゆことですか?」

雷「夕張さんならではの良さがあるってことじゃない?」

提督「そう!ここからが姉萌えの真骨頂!」

能代「出ました、真骨頂」
61: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/23(土) 11:05:48.55 ID:ZWrTz9sHO
四時間目前

提督「夕張姉ぇ!体操着貸して!」

夕張「う、うん…」

提督「…」

提督「…あの、貸して?」

夕張「やっぱダメ!!!」

提督「ええ!?なんで!」

夕張「思ったより体育で汗かいちゃって…体操着すごく湿ってて…臭いの…」

提督「いや別に関係ないけど、どうせ俺も汗かくし」

夕張「関係なくないの!貸したくない!」

提督「夕張姉ぇ困るよー!大丈夫、気にしないから!」

夕張「やだもぉ!友達とかにも臭いって言われちゃうよ!?」

提督「大丈夫だよ、誰も気にしないって!」

夕張「私が気にするの!」

提督「貸してくれるって約束してくれたじゃん!体育に遅刻しちゃうよ!」

夕張「そ、そうだけど…」

提督「オリャア」バッ

夕張「あっ!ちょっとお!」

提督「借りてくぜー!」シュタタタ

夕張「あー…、やだぁーもぉ〜…」

夕張「絶対臭いって…」



提督「確かに結構濡れてんな…」

提督「…」くんくん

提督「ウボァ!くっせえ!…まぁ、いい匂いのする汗なんてないか…」

提督「これで体育できるし、とりあえず夕張姉ぇには感謝だな…」
62: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/23(土) 20:41:16.96 ID:oR8XjHGB0
体育終了後

雷「まさかお姉さんの体操着を借りるとはね…」

提督「おかげで助かったわぁ」

雷「もし私に弟がいたとしても、自分の汗まみれの服は貸せないなぁ…」

提督「なんで?」

雷「いや…普通に恥ずかしいわよ…自分の汗まみれの服を貸すなんて」

提督「女の子って大変ね」

雷「お姉さんにしっかり感謝しなさいよ?」

提督「ういうい」
65: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/23(土) 22:42:58.16 ID:oR8XjHGB0
給食準備中

ダダダダダダダダダダダダダダダ

ガラッ!

夕張「提督!!!」

雷「うわあびっくりした!!…司令官、お姉さんが来たわよ?」

提督「夕張姉ぇ、なに?」

夕張「ちょっと来て!」

提督「引っ張るなって」



夕張「臭くなかった!?ねぇ!臭くなかった!?」

提督「…」

提督「臭くなかったよ」

夕張「なんでちょっと間があったの!?臭かったんでしょ!」

夕張「やだもぉ最悪ー!!」

夕張「ちょっと!こっち寄って!」

提督「え?なに?」

夕張「…」くんくんくん

提督「おい!俺の臭い嗅ぐなって!」

夕張「やっぱり私の臭いがする…」

提督「んなのわかるわけないだろ!」

夕張「臭い消し使ってよ!!」

提督「俺シーブリーズ持ってないもん」

夕張「私のエイトフォー貸すから!」プシュー!!

提督「ぶふぇ、顔に噴射すんなって!!」

提督「でも…」

夕張「ん?」

提督「ありがとな」

夕張「うっ…」

夕張「…どいたしまして」ボソッ

雷「仲良いわね~、あの姉妹」
66: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/23(土) 23:41:48.94 ID:oR8XjHGB0
提督「どうだ」

能代「夕張さん」

夕張「は、はい!?」

能代「かぁいいですねぇ」にへら

夕張「え!?」

提督「おお能代!わかるのか!」

能代「これが…姉萌えですか…」

雷「こういう女の子がモテるの?」

提督「モテるとは違うのだよ」

雷「ふぅ~ん」

提督「さぁ、まとめにはいろう」

能代「解説お願いします!」

提督「まずプラモデルが得意なお姉ちゃんって魅力的だよね」

能代「確かに、プラモデルは男の子の趣味って感じがしますもんね!」

提督「しかも弟が小さいときに秘密基地作ってくれるっていいお姉ちゃんじゃないか…」

能代「自慢のお姉ちゃんですね!」

提督「手先が器用な分、運動オンチというアクセントもなかなかなの萌えポイントだよな」

雷「何言ってるかわからない…」

夕張「私も…」
71: ◆NuxapOEZIY56 2015/05/24(日) 07:42:21.33 ID:qABNLNnfO
提督「弟のために尽くす姉って普通に憧れるんだよね、どういう形であれね」

能代「愛されてるって感じしますもんね、それは弟も妹も同じですけど」

提督「こういうことをしてくれるお姉ちゃんにはいつか恩返ししたくなるんだよな」

提督「そして恩返しした後にありがとうなんて言われて、さらに嬉しい気持ちになるんだよなぁ」

提督「一人っ子には絶対に味わえない気持ちだ」

能代「姉妹がいて本当に良かったです」

夕張「私には絶対に味わえない気持ちかぁ…、私も一人っ子だから提督のお姉ちゃん役やれて楽しかったです」

雷「私にとって姉妹っていて当たり前だけど、幸せなことだったのね」

提督「そうだぞ、兄弟姉妹がいるなんて羨ましいよまったく!」

提督「…さぁ、夕張姉ぇの最大の萌えポイント、汗まみれの体操着だ!」

夕張「てか臭い嗅いでましたよね、めっちゃ恥ずかしいんですけど!」

提督「姉弟間での物の貸し借り!これも憧れる!」

能代「体操着の貸し借りまでしますかね…」

提督「小学校では見たけど中学では見なかったな…まあいい!」

提督「ポイントは運動オンチな夕張姉ぇの汗まみれ体操着!」

提督「最初は『しょうがないなぁ、貸してあげるか』みたいな流れだったけど」

提督「思った以上に汗をかいてしまった夕張姉ぇ!これを弟に貸さなくてはならないからさぁ大変!!」

能代「でもしょうがなくとりあえず弟のところに行く夕張姉ぇ」

雷「能代さんもノリノリね」

提督「そして夕張姉ぇはこう言い放つ、『やっぱり貸せない』と!」

提督「弟のために何でもしてあげた夕張姉ぇだが、これだけはできないと!」

提督「愛する弟の希望に応えられない夕張姉ぇの心情…そこに優しいお姉さんならではの姉萌えを感じないか!?」

能代「わかります!わかってきました!」

夕張「そういうものなの?」

雷「いや…私に聞かれても…」
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