金剛「ココに居たんデスネ…」提督「…金剛か」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:23:29.15 ID:+E11YXXm0
─堤防

提督「……」ボー

金剛「ヘーイ!テートクゥー!」

提督「うわっ!?なんだ…金剛か」

金剛「ナニしてるんデスカー?」

提督「え、ああ…釣りだよ」

金剛「フィッシング!楽しいデスか?」

提督「まぁね、釣れないけど」

金剛「ワタシも御一緒してイイデスか?」

提督「え…やだ…金剛うるさいし」

金剛「なっ!酷過ぎマース!ワタシに対シテ!」

提督「事実じゃん…」

金剛「良い雰囲気になった所でテートクに告白しようと思ったノニー」

提督「またそれか…何十回目だよ…」

金剛「こんなにテートクの事を愛シテ止まないというノニ…」

提督「はいはい」デコピーン

金剛「ぎゃんっ」
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5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:25:47.88 ID:+E11YXXm0


─執務室

提督「もう、春だなー…」

金剛「デスネー」

提督「春は、出会いの季節とも言うし別れの季節とも言う」

金剛「新しく入ってくる艦娘達が楽しみデスネ」

提督「…そうだな」

金剛「それに春と言えば…新しい事にチャレンジしてみたくもなりマース」

提督「あー確かに、新しい事に挑戦する季節でもあるもんな」

提督「金剛は何したい?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:28:53.26 ID:+E11YXXm0
金剛「ソウデスネ~…」

金剛「ン~…」

提督「まぁいざ考えるとパッとは出てこないもんだよな」

金剛「お嫁サン?」

提督「…え?なんだって?」

金剛「だから~!テートクとケッコンする事デース!」

提督「あ、そうなの」

金剛「エー!段々反応が薄くなってきましたネー!」

提督「懲りないね金剛も」

金剛「エヘヘ~」

提督「褒めてないし」

金剛「…テートクは何かしたい事あるんデス?」

提督「そうだなぁ…」

提督「…新しい海域の解放…とか?」

金剛「真面目デスカ!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:31:30.85 ID:+E11YXXm0
提督「そんな…」

提督「まぁ半分くらいは嘘だけど、旅行とかしたいね」

金剛「旅行デスか!イイデスネー!北の方に行ってみたいデース!」

提督「え、何で金剛と行く事になってんの」

金剛「酷い!連れてって下さいヨー!」

提督「考えておこう」

金剛「モー!」プンスカ

提督「それにしたって…ポカポカしてて…散歩でもしたくなるな」

金剛「ワタシはいつも提督の事を考えてるからポカポカしてマース」テレテレ

提督「さて、仕事仕事…」

金剛「エー!そこは反応シテ下サイヨー!」

提督「金剛、うるさい」デコピーン!!

金剛「ぎゃんっ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:33:12.49 ID:+E11YXXm0


─執務室

提督「…っつい…くそ暑い…」

金剛「デース…」

提督「れ、冷房…冷房…あ…壊れてるんだった…」

金剛「コノ時期に壊れるとは…信じられないデース…」

提督「ぐぅ暑い…暑すぎる…」

金剛「テートク直せないんデースか…」

提督「無理だ…それに明石や夕張は今日は帰らん…」

金剛「オーゥ…」

コンコン

提督「どうぞぉ~…」

吹雪「失礼しまーす…ってうわっ!この部屋暑い!どうしたんですか!?」

提督「へへへ…気が付いてしまったか…精神を鍛えてるんだよ…」

吹雪「えぇ…」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:36:54.75 ID:+E11YXXm0
金剛「何言ってるんデスか…クーラーが…壊れてしまっているのデース…」

吹雪「ああ…それで…」

提督「それで…吹雪…どうしたんだ…」

吹雪「ああえっと…スイカの差し入れなんですけど…」

提督「最高かよ…」

金剛「今ワタシには…ブッキーが天使に見えマース」

吹雪「お二人とも……そ、そうだ!仕事が済んだら皆で海に行きましょう!」

提督「その手があったか…」

金剛「大賛成デース…」

吹雪「私、皆を誘ってきますね!そのスイカ食べてお仕事頑張ってください!それでは!」

提督「へへ…海か…楽しみだなぁ…」

金剛「何考えてるんデスか…」

提督「何ってお前…海だよ…」

金剛「ワタシにはわかりマース…水着が目当てデショウ」

提督「…違うし、そんなんじゃないし…」

金剛「ワタシの…」

提督「……」デコピーン!

金剛「ぎゃんっ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:39:54.84 ID:+E11YXXm0


─提督自室

提督「……」ペラ

バンッ

金剛「ヘイ!テートクゥ!」

提督「……」ペラ

金剛「無視しないで下サーイ!」

提督「…今読書中だから、静かに」

金剛「読書とワタシどっちが大事なんデスカー!」

提督「読書」

金剛「即答!薄々わかっては居ましたケド!」

提督「で、何の用だ?」

金剛「イエス!えっとデスネ、皆さんでBBQするのでテートクも一緒にと思いまシテ」

提督「おー、バーベキューか!良いな!行くぞ行くぞ」

金剛「イエス!決まりデース!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:44:32.14 ID:+E11YXXm0


─広場


天龍「オラオラオラァ~!」シュバババ

吹雪「お~!天龍さん凄~い!私はそんなに早く刺せないや~…」サクサク

天龍「へへっ慣れだよこんなもん!」シュババ

提督「肉ばっか刺してんじゃねーよ」ゴツン

天龍「ってぇ!何すんだ提督!」

提督「何で野菜刺して無いの、偏っちゃうだろ」

天龍「俺は肉が好きなんだ!野菜なんて食わねーぞ!」

提督「ほぉ~…だからそんなにデカイのかぁ~?」ジロジロ ワキワキ

天龍「なっ!?ど、どこ見てんだ変態!その手つきやめやがれ!」バッ

提督「だったらちゃんと野菜も刺せよ?」

天龍「ぐぅ…わ、わかったよ…!」

提督「よし…」サクサク

金剛「~♪」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:47:21.46 ID:+E11YXXm0
提督「…ん?機嫌良さそうだな金剛?」

提督(というか、いつの間に隣に居たんだ)

金剛「え、そう見えマス?」

提督「まぁ見えたけど…」

金剛「フフ、何でデショウネ♪」

提督「変な奴」

金剛「なっ!だからそういう事は言うんじゃないデース!」ムキー
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:52:22.43 ID:+E11YXXm0
ジュー ジュー



天龍「おー、いい匂いじゃねぇか!」

吹雪「美味しそう~!」

金剛「はい、テートク~!アーン!」

提督「え、やだ」

金剛「エー!?女の子からアーンして貰えるんデスヨ!」

提督「別に金剛じゃなくても」

金剛「ワタシくらいしかやってあげないデスヨ!」

提督「初耳だ」

金剛「むぅ…」シュン

提督「あ…」

提督「し、仕方ないな…ほら金剛」

金剛「…ハイ?」

提督「…」アーン

金剛「…!!はい、アーン…」

提督「モグ……お、これは美味いな!」モグモグ

金剛「エヘヘ…はい、アーン…」

提督「2度目は無い」デコピーーン

金剛「ぎゃんっ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 02:57:49.59 ID:+E11YXXm0


─執務室


提督「あーさむさむ…はー」

金剛「…も、もーすぐ…クリスマスデース」

提督「あー…そうだな。まぁ…いつもと変わらないけどな」

提督「仕事して、寝て終わりだ」

金剛「あ…あのデスネ…」

提督「どうした?」

金剛「こ…今年ハ…その…テ、テートクと一緒に…」

提督「うん」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:02:50.81 ID:+E11YXXm0
金剛「す…過ご…」

提督「うん」



金剛「スゴロクしたいデス!」



提督「え、スゴロク…?まぁ…別にいいけど」

金剛「え、その…あぅ…アリガトウ、ゴザイマス……」

金剛(間違えたァァァァ!)

提督「何で落ち込んでるんだ?」

金剛「イエ、別に…」

提督「そうか。駆逐艦の子達と遊ぶ用にあったと思うんだよなー、探しておくよ」

金剛「…オネガイシマスゥゥ…」

提督(…何だ何だ)

金剛(まぁデモ…一緒に過ごせる事には変わりありマセン…結果オーライデース)
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:07:02.05 ID:+E11YXXm0


─提督自室

コロコロ

提督「あ、一マス足りねー!」

金剛「ワタシの番デース!」

コロコロ

提督「あ!」

金剛「イエース!ワタシの勝ちデース!」

提督「あちゃぁ~、負けちまったか~。あと一マスだったのに…」

金剛「エヘヘー、思ったより楽しかったデスネ」

提督「そうだな、久々にやってみると面白いもんだ」

提督「…ってもう結構良い時間だな、金剛そろそろ戻れよ」

金剛「エー!テートクはワタシと一緒に居たくないんデスカー!?」

提督「仕事終わってからずっと同じ部屋に居るじゃん、飯も食ったし遊んだし、十分だろ」

金剛「そ、そんな…ずっとだナンテ…」テレテレ

提督「照れる所ないけど」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:17:55.94 ID:+E11YXXm0
金剛「残念デスガ!今日の所は退いてあげマース!」

提督「宜しい」

金剛「それじゃテートク!オヤスミデース!」

提督「あ、待て金剛」

金剛「?」

提督「えーとだな…」

提督「…今日はありがとう」

金剛「えっ」

提督「お礼と言っちゃ何だが…」ゴソゴソ

提督「これ」スッ

金剛「…コレハ……」

提督「俗に言うクリスマスプレゼントってやつだな、気に入ってくれると良いんだが」

金剛「テートク…」

金剛「アリガトウ、ゴザイマスゥ」ニヘー

提督「…!ま、まぁ好みとか知らないから適当になっちまったけど…」

金剛「ワタシは、テートクから貰えれば何でも嬉しいデース!」

提督「そうか…そりゃ助かる」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:24:17.72 ID:+E11YXXm0
提督「…ところで、俺にはないの?プレゼント」

金剛「えっ!?」

提督「無いのか…」

金剛「や!あ、あるにはあるんデスガ…!」

提督「ほんとに?」

金剛「で、でもその…チョット失敗したとイウカ…その…」

提督「どれ?見せて見せて」

金剛「あ…ハイ……コレ…」スッ

提督「おっ、マフラーじゃん。……長ッ!」

金剛「む、夢中になり過ぎてデスネ…!その…使いにくいデスヨネ…」

提督「まぁ一人で使うには余り過ぎるなこれは…」

金剛「デスヨネ…やっぱり…」シュン

提督「でも」スッ

金剛「え…」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:29:31.52 ID:+E11YXXm0
提督「こういう風に2人で使うってんなら、丁度良いかもな」

金剛「テ、テートク…」ドキドキ

提督「ありがとうな、金剛」

提督「大事に使わせてもらうよ、これ」

金剛「…ハイ」

金剛「…ネー……テートク?」

提督「ん?」

金剛「大好きデス」ニコ

提督「…全く……飽きないなお前も」

提督「早く寝ろよ」デコピン

金剛「…ハイ」オデコサスサス

バタン

提督「……まぁ…人の事言えねー…か、俺も」

提督「…!……くっ!」ギュッ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:33:32.19 ID:+E11YXXm0


─神社への道中


提督「ひ、ひぃぃぃさぶい…」

金剛「まだ冬デスからネー」

提督「は、初詣行くのやめようぜ…さみぃ…」

金剛「ダメデース!ちゃんと行ってこの一年の幸せを祈願するデース!」

提督「俺そういうの信じてない性質なんだよなぁ…」

提督「て…ていうか金剛寒くないの、着物じゃん」

金剛「寒いデスヨ!ワタシも耐えてるんデス!だからテートクも耐えるんデース!」

提督「横暴だぁぁ~…」

金剛「それより!ワタシに対して何か言う事無いんデスカ!?」

提督「は…?」

金剛「いつもと違う服を着ているんデスヨ!」

提督「あ、あ~……良い着物だな!」

金剛「ソコじゃなくて!」

提督「え…違うの…」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:37:13.16 ID:+E11YXXm0
金剛「ワザトやってるんデスカ?テートクは」

提督「そりゃそうだ」

金剛「性質が悪いデース!」

提督「ははは…まぁ冗談はさて置き、似合ってるよ金剛」

金剛「…!エヘヘ…急に言われると恥ずかしいデース…」ニヘー

金剛「これ、鳳翔に着付けて貰ったんデスヨ」クルクル

提督「ほー、そうなんだ」

提督「まぁ冗談──」

金剛「え…」ガーン

提督「…冗談だ」

金剛「性質悪いデース!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:38:23.08 ID:+E11YXXm0


─境内

ガランガラン パンパン

提督「……よし」

金剛「……イエース」

提督「さてと…どうする?このまま帰るか?それともどっか寄るか?」

金剛「おみくじ引きマショー!」

提督「おお良いな、引こう引こう」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:45:33.39 ID:+E11YXXm0


─おみくじ処


提督「さてさて……何が出るかなぁ…」

金剛「イエース!見て下サイ!大吉デース!」

提督「おおまじか!俺は…」

金剛「どうデース?」

提督「…凶だ、ついてねぇなぁ」

金剛「普段ワタシに冷たいからデース!罰が当たりましたネ!」

提督「そんな事ないのに!」

提督「まぁ……とりあえず結んでおくか」

金剛「イエース!」



金剛「…ここを…こうして…出来マシタ!」

提督「お、ちゃんと結び方知ってるんだな」

金剛「鳳翔に教えて貰いマシタ!」

提督「なるほどなー、流石鳳翔さん…あっ」ビリッ

金剛「あ…」

提督「あちゃぁ…破れちまったか、こりゃ縁起が悪そうだ」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 03:48:35.60 ID:+E11YXXm0
金剛「大丈夫デース!」ギュ

提督「なっ!何故急に手を握る…」

金剛「ワタシの運勢をテートクに分けてあげマース!」ギュゥ

提督「金剛…」

金剛「…テートク…」

提督「そろそろマジで痛いから離してくれ…!」

金剛「エッ!ゴ、ゴメンナサイ!」

提督「く、砕けるかと思った…!ありがとうな金剛…気持ちだけ貰っておくよ」

金剛「でもでも…これではテートクに運勢を分けてあげられて無いデース!」

提督「いや十分だって、もう十分!」

金剛「あ…」

提督「な、何だ…?」

金剛「テートクゥ…」チュー

提督「え…何してんの金剛」

金剛「コッチの方が分けてあげられると思いマシテ…さぁ」チュー

提督「そう」デコピーーン

金剛「ぎゃんっ」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:24:50.68 ID:vwqStWOG0


─神社の帰路

提督「そういやさ」

金剛「ハイ?」

提督「何で大吉を結んだんだ?普通は持って帰る物だと思うんだけど…」

金剛「ア~……大吉って…全部が全部良い事が書いてある訳じゃないみたいデスネ」

提督「ん…まぁそうであってほしくない事も書かれてるかもなぁ……何か書いてあったのか?」

金剛「これはヤダ…ってものが一つだけありマシテ…だから結びマシタ」

提督「ふーん…そういうもんか」

金剛「そういうものデス」

金剛(……そうであってほしくはナイ事…)

金剛(例え他全てが良い事だとしても…ワタシは…)

金剛(【待人:来ず】……イヤデス…)
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:26:48.86 ID:vwqStWOG0


─執務室

バーン!!

金剛「ヘーイ!テートクゥ!」

金剛「…あれ……?テートク?」

金剛「居ない…デースか」

吹雪「…あれ?金剛さんどうかしましたか?」

金剛「ブッキー…テートクは何処に行ったか知りマセンかー?」

吹雪「あー司令官ですか、確か結構前に病院に行ったと…」

金剛「What!?何か病気なんデスか!?」

吹雪「や…!ただの風邪って聞きましたけど…!」

金剛「オー…風邪デスか…」

吹雪「最近は新しい海域解放の為に頑張ってましたし、大丈夫かなぁ…」

金剛「心配デース…」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:31:18.28 ID:vwqStWOG0
提督「…ん、何してんだお前達?」

金剛「テ、テートク!?大丈夫なんデスか!」

提督「おいおい大袈裟だな…大丈夫だよ」

吹雪「それなら良かったです~。では私はこれで」ペコ

提督「ああ、心配掛けたな。すまんすまん」

提督「で、何か用があったんじゃないのか?金剛」

金剛「イエース!今日は何の日か知ってマスかー!」

提督「チョコが貰える日だな」

金剛「イエス!ハイ!どうゾ!」

提督「お~…なんとも…凄く…お、大きいね…」

金剛「エヘヘ~…ワタシの愛情を表現してみマシタ」テレテレ

提督「あ~…こりゃ重くて持てないなぁ」

金剛「ソンナ!チョコなんデスからそんなに重くないデース!」

提督「そうか、金剛の愛情は軽いなぁ~」

金剛「モー!」ボカボカ

提督「いだっ!いだだっ!嘘です!有難く頂戴します!」

金剛「イエス!それでイイんデース!」

金剛「ンー!ホワイトデーが楽しみデスネー!」

提督「まぁ…返せたら良いんだがな」

金剛「エー!ちゃんと下サイヨー!」

提督「ああ…そうだな」

提督「というかチョコめっちゃ貰ったんだよ~、これ皆に返すのキツイ」

金剛「ワタシにはテートクの愛があればイイデスヨ」

提督「ほう、例えば?」

金剛「テートク自身とか」

提督「ふんっ」デコピン!

金剛「ぎゃんっ」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:36:29.35 ID:vwqStWOG0


─病院

医者「正直申し上げますと…よくここまで生きてこられましたね…」

提督「ははは…」

医者「…そして…非常に誠に申し上げにくいんですが…今の医学では…」

提督「まぁ…何となくそうなんじゃないかなって思ってました」

提督「自分の事は自分が良くわかって…わかってるつもりですから」

提督「だから…」

医者「申し訳ない…ただ一つ…余計なお世話ですが…」

提督「…何ですか?」

医者「もう貴方はいつ倒れてもおかしくありません」

医者「悔いは残さないで下さい、今出来る事で…やり残した事があるなら────

提督「ああ、大丈夫ですよ」





「…そんなの、無いですから」



37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:38:13.21 ID:vwqStWOG0


─執務室

提督「いやぁ~…疲れたなぁ…まじで」

金剛「オツカレサマデース」

提督「はぁ~…ホワイトデーってこんなに疲れるイベントじゃないでしょ~…」

金剛「律儀に返すテートクも流石デスネ」

提督「……まぁな」

金剛「テートク、その…えっと……」モジモジ

提督「ん……何モジモジしてんの」

金剛「ワ、ワタシまだ貰ってないデース……ナンチャッテ…」

提督「ああ、忘れてた」

金剛「な…!忘れてたって…!酷過ぎマース!」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:41:11.61 ID:vwqStWOG0
提督「嘘だよ、金剛のはちゃんとココにあるよ」

金剛「!」

金剛「テートクは焦らすのがホントに好きデスネ~…」

提督「好きな子はいじめたくなるだろ?」

金剛「えっ!?」

提督「冗談だ」

金剛「ソレハ冗談じゃなくて良いデスヨ!!」

提督「ほら、お返しだ」スッ

カランカラン コロコロ…

金剛「ン…?何か机から落ちましたヨ?」

提督「あ…やべ」ボソッ

金剛「何デスか?これ?指輪みたいデスけど…」ヒョイッ

提督「さ、さぁ~?何だろうなぁ…俺も良く知らないなぁ…」アセアセ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:44:06.28 ID:vwqStWOG0
金剛「キレイデース…これもお返しデスか?」

提督「い、いや…!それは違う…!」

金剛「でも、よくワカラナイ物なんデスヨネ?」

提督「んェッホン!…ん~!とりあえずソレは返して…?」

金剛「むぅ…」

提督「こ、このクッキーで我慢してくれ!」

金剛「む~…仕方ないデスネ」

提督「うんうん!物分かりが良い子は好きだぞ~!」ナデナデ

金剛「…!えへへ…」ニヘー

提督(……こんな事でも、喜んでくれるんだよなぁ…)

提督「…なぁ……金剛はさ」ナデナデ

金剛「~♪…ハイ?」

提督「…ああいや…何でもない…」

金剛「エー!気になりマース!」

提督「何でもないの」デコピーン

金剛「ぎゃんっ」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:52:12.95 ID:vwqStWOG0


─執務室

提督「……春…か」

金剛「出会いと別れの季節デスネー!」

金剛「と言ってもテートクの指揮で轟沈もナシ!出会いしかありませんネ!」

提督「だな~」

提督(出会いと…別れ…か)

金剛「ン?……テートク?元気ナイデスカー?」

提督「考え事」

金剛「何か悩み事があるならワタシがイツデモ!」

提督「新しい海域について」

金剛「……ワタシには無理そうデスネ」

提督「だろう」
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/19(木) 21:55:16.69 ID:vwqStWOG0
金剛「それはさて置き、今年こそ」

提督「今年こそ?」

金剛「テートクとケッコンシマース!覚悟して下サイネー!」

提督「はっはっは   無理だな」

金剛「急にマジトーンにならナイデ!見てて下サイ!鈍感テートクでもワタシの魅力に気付かせてあげマース!そして後悔させマース!」

提督「後悔ねぇ……そりゃぁ楽しみだ」

金剛「イエス!」

提督「金剛……仮にさ」

金剛「ハイ?」

提督「仮の話な、もし俺がここから居なくなったら…どうする?」

金剛「どうして…そんな事を聞くんデスか?」

提督「興味本位だ」

金剛「ン~…そうデスネ…」
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