みほ「隊長と副隊長ってもっと親密になるべきじゃありません?」

1: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:14:12.60 ID:jYoBofoEo
劇場版後


・・・・・・

~練習後~


桃「よーし、今日の練習はここまで! 2学期が始まってからも皆着々と力を付けているな!」

「「「「お疲れ様でした!」」」」


あゆみ「疲れた~」

桂里奈「帰って撮り溜めたアニメ見なきゃ!」

ナカジマ「今日も一日終わりの整備といくかなぁ」

ねこにゃー「運動した後は柔軟とアイシングが大切ですにゃー」

ももがー「スポーツマンのたしなみナリ!」
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2: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:15:56.27 ID:jYoBofoEo
沙織「今日もモテるために頑張った~! ねぇみぽりん、この後何か食べてく?」

華「いいですね、戦車カツ行きますか」

優花里「練習後にそんな重いもの食べて大丈夫なんですか?」

麻子「考えただけで胃もたれしそうだ……」

みほ「あ、ごめんね皆。今日は先に帰ってて!」

沙織「え? どうしたの?」

華「なにか用事ですか?」

みほ「うん、そんなとこ。じゃあね!」タッタッタ
3: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:16:53.23 ID:jYoBofoEo
優花里「西住殿行っちゃいましたね。言われた通り我々は先に帰りましょうか」

麻子「そーだな」

沙織「むむむ、まさか男がデキたんじゃ……」

華「まぁ、だとしたら……放課後の逢瀬!」

優花里「えええっ!? に、西住殿が……!?」

華「相手は憧れの先輩か、はたまたかわいい後輩か……」

麻子「女子高だろウチ」
4: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:17:44.54 ID:jYoBofoEo
杏「いや~また一緒の学校で戦車道ができて嬉しいねぇ」スタスタ

桃「はい。これで私達、笑って卒業できます」

柚子「長かったようであっという間でしたね」


みほ「すいませ~ん!」タッタッタ

杏「ん? 西住ちゃんじゃん。どしたの?」

柚子「忘れ物? それとも伝達事項?」

みほ「あ、いえそんなのじゃないんですけど……」

桃「どうした?」

みほ「ちょっと、河嶋先輩にお話が」

桃「私にか?」

杏「おんやぁ珍しっ」
5: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:18:24.12 ID:jYoBofoEo
みほ「今お時間いいですか?」

桃「まぁ私もこれから荷物取って帰るだけだったから時間はあるが……」

杏「じゃあ今日はここで解散だね」

柚子「はい。じゃあね桃ちゃん」

桃「桃ちゃん言うな! ……また明日」


スタスタスタ


桃「それで西住、話とはなんだ?」

みほ「はい。実は、これは河嶋先輩にしか話せないことでして……」

桃「ほう、言ってみろ。なんでも聞いてやろう」
6: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:19:09.00 ID:jYoBofoEo
みほ「本当ですか! じゃあまず、プラウダの隊長と副隊長についてどう思います?」

桃「プラウダのか? うーん……仲がいいんじゃないのか。いつも肩車をしているし」

みほ「ですよね。じゃあグロリアーナは?」

桃「いつもお茶を注いでいるし、遠くから見る限りいつも話をしているから仲がよさそうだな」

みほ「サンダースについては?」

桃「ケイが他人と積極的に絡むから、仲いいんじゃないか?」

みほ「アンツィオは?」

桃「1度行ったことがあるが、隊長副隊長というよりも安斎が他に慕われている感じだな。無論副隊長との仲もよかったが…………何故そんなことを聞く?」」

みほ「お分かりいただけましたでしょうか……」

桃「何をだ」
7: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:19:35.48 ID:jYoBofoEo
みほ「ウチと戦った高校の約半数以上が、隊長と副隊長の仲がいいんですよ!」

桃「……言われてみればそうだな」

みほ「じゃあウチは!?」

桃「ウチは…………わ、私と西住か?」

みほ「仲、いいと言えますか?」

桃「自分で聞くかそれ!? というか、私にそれを答えろというのか!?」

みほ「ジーーーーー」

桃「う……ま、まぁ仲は、いい方じゃないのか? こうして普通に話もしているし」

みほ「いい方? 自信をもって『いい』と言えないんですか?」

桃「なんだ! 今日の西住はどこか変だぞ?」

みほ「話を逸らさない!」

桃「ひいいいぃぃ!?」
8: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:20:12.66 ID:jYoBofoEo
みほ「今ので分かりました。大洗の隊長と副隊長の間には……深い深い溝があります」

桃「いや、確執とか無いからな!? 確かに最初は貴様にキツく当たったこともあったが今はもう違うぞ! 背中を預けられる仲間だ!」

みほ「本当ですか?」ジトッ

桃「(ウッ、なんなのだ今日の西住は…………いつになくグイグイ来る)」

みほ「私思ったんです。背中を預けられる仲間なら、ましてや隊長と副隊長なら、もっと親密になるべきではないかと!」

みほ「そのためには、他校を見習って私達も仲良くしましょう!」

桃「に、西住……どうした……頭を打ったのか……?」オロオロ

みほ「さぁ、まずは他校の隊長と副隊長を研究して模倣してみましょう!!」

桃「人の話を聞けーーーー!!」
9: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:20:42.74 ID:jYoBofoEo
・・・・・・

~次の日・昼休み~


杏「さぁてお昼だねぇ! 何食べよっか」

柚子「私はちょっとダイエット中で……」

杏「えぇー? 何言ってんのさ、女の子はちょっと肉がついてた方が可愛いよ」

柚子「今がその『ちょっと』なので、これ以上は……!」

杏「おおー自分で今が最高の可愛さと言うかぁ」

柚子「ちょ、今のはそういう意味じゃないですよぉ!」
10: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:22:20.47 ID:jYoBofoEo
桃「すみません会長、今日のお昼は席を外させていただきます」

杏「ほえ? 珍しいじゃんどしたの?」

柚子「今までずっと3人一緒に食べてきたのに……まさか、私達に飽きて!?」

桃「そういうのじゃない! 今日は大洗副隊長として西住隊長と話があるから、昼食も兼ねてな」

杏「西住ちゃんと? そういや今まで河嶋と西住ちゃんって隊長と副隊長らしい会話してなかったし、やっとって感じだね」

桃「えっ!?」

柚子「うんうん。桃ちゃんってば西住さんに対しては口を開けば『あれをやれーこれをやれー!』とか『西住からも言ってくれぇ!』とかで、副隊長らしいこと言ってなかったもんね」

桃「柚子ちゃん!?」

桃「(ほ、他からはそう見られていたというのか……!? 自分では西住とそれなりに接してきたつもりだったが……うーむ、昨日西住があんなことを言ってきたのも、頷けるといったところなのだろうか……)」

桃「(……思い出せば、副隊長として何かまともに進言した記憶が無い……西住も懸念するか…………うぅ、駄目な私だ)」

柚子「どうしたの?」

桃「いや、なんでもない……言ってくる」トボトボ

杏「なんか図星突かれて落ち込んでるって感じだったね。それより小山、今日何食べる?」

柚子「結局食べなきゃダメですか!?」
11: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:24:00.40 ID:jYoBofoEo
・・・・・・


みほ「皆ごめんね。今日ちょっと用事があって、お昼は河嶋先輩と食べるの」

沙織「桃ちゃん先輩と? 珍しいね」

優花里「隊長と副隊長の作戦会議といったところですか?」

みほ「そんなところかな」

麻子「珍しい……いや、初めてじゃないかそんなの」

華「そういうことでしたら、私達は気にせず行ってきてください」

みほ「うん、ありがとう!」
12: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:24:32.10 ID:jYoBofoEo
・・・・・・

~中庭~


桃「待たせたな西住」コトッ

みほ「いいえ、今準備していたところですし」

桃「そのポット……この匂いは紅茶か?」

みほ「以前ダージリンさんにもらったのがまだ残ってて、ティーポットとカップは食堂で借りました。食後に飲みましょう」

桃「分かった。いただきます」

みほ「いただきます」
13: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:24:59.75 ID:jYoBofoEo
桃「ふぅ……ごちそうさま」

みほ「はい、紅茶です。何か入れますか?」

桃「いやいい。私は紅茶に何も入れない派だ」

みほ「先輩もですか! 私もです」

桃「どうも何か入れると紅茶の味を壊すようでな……あと、素直に何か入れてしまったら飲めないというのがある」

みほ「分かります分かります!」

桃「意外なところで気が合うようだな」ハハハ
14: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:25:44.06 ID:jYoBofoEo
沙織・華・優花里・麻子「……」ジー

沙織「やっぱりなんか気になっちゃうよね!」

華「お話の盗み聞きなんて、いけないことですが……」

優花里「いやいや、ともすれば大洗戦車道の今後を左右する会話かもしれませんし!」

麻子「まさか中庭で優雅にランチとはな」

優花里「ウチの学校、中庭にテーブルと椅子が設置されてますからここでお昼を食べる生徒も珍しくないですけどね」

華「いつもは私達と一緒に食堂ですから、外でお昼を食べるみほさんというのも新鮮ですね」

麻子「なにより食堂からここまでご飯を持って移動と言うのが一番面倒だがな」
15: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:27:30.26 ID:jYoBofoEo
みほ「よし……それでは、始めましょう」

桃「なぁ西住、本当にやるのか? アレを」

みほ「昨日メールで言った通りです。グロリアーナ流交流術……」

桃「貴様、絶対ダージリンの見様見真似だろう……」


みほ「まず優雅に紅茶を飲む……そして!」

桃「お、お注ぎしよう」

みほ「ありがとうございます先輩」

桃「い、いえ」

みほ「そういえば、こんな格言を知っていますか? 『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』」

桃「孫子だな」

みほ「私達がここまで来れたのも、優花里さんの偵察や入念な戦域調査や皆の自己分析の賜物ですね」

桃「うむ」
16: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:28:00.77 ID:jYoBofoEo
みほ「『凧が一番高く上がるのは風に向かっている時である。風に流されている時ではない』」

桃「チャーチルだな」

みほ「私達も向かい風に立ち向かってやるという思いを強くしましょう」

桃「ああ」

みほ「『自由への闘争においてミスは決して許されない。規律がすべてだ。守らない奴は罰を受ける』」

桃「ウルフだな」

みほ「各自が考えて行動するのが大洗の強みですけど、やっぱりもう少し統率に力を入れるべきですかね」

桃「う、うむ……? それは任せる」


沙織「な、何してるの……? アレ」

華「どこかで見たことのある光景な気が……」

優花里「どこかというか、あれはまるでダージリンさんとオレンジペコさんです」

華「格言を基にチームのこれからの方針を話しているようないないような」

麻子「しかも微妙に格言じゃないのが混じってるぞ」
17: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:28:28.90 ID:jYoBofoEo
桃「なぁ西住……これ、何の意味があるんだ?」

みほ「他校のような親密な隊長と副隊長になるには、まず形から!」

桃「紅茶を飲んで格言を言えば仲良くなれるのか?」

みほ「ダージリンさん達がそうだったように、このやりとりにもきっと意味はあるはずです」

桃「継続の隊長みたいなことを言うな! というか、貴様元黒森峰の副隊長だろう。その時はどうだったのだ?」

みほ「……黒森峰の生徒が日常的にキャッキャと女子トークしてると思いますか?」

桃「………………思わん」

みほ「逸見さんが珍しいんですよ。お姉ちゃんのことを尊敬しているからかもしれませんけど」

みほ「お姉ちゃんああだから、実は私が副隊長じゃなくなって他の人とうまくやれるかなってちょっと心配してたんです。杞憂だったみたいだけど」

桃「なるほどな……去年は姉妹故に副隊長が務まり、今年は副隊長が隊長を尊敬するが故か」

みほ「というわけで、私達は形から他校のスタイルを取り入れていきましょう」ニコニコ

桃「なに言いくるめてやったような顔をしている!」

みほ「そろそろお昼休みも終わっちゃいますね、じゃあまた練習で!」

桃「おい人の話を聞け貴様ァ!」
18: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:30:47.20 ID:jYoBofoEo
・・・・・・

~練習~


みほ「今日はⅣ号とヘッツァーを仮想敵とした実戦練習を行います」

カエサル「2対6か……いささか気が引けるが」

ナカジマ「でもその2輌がウチの中でも強いときたもんだから、油断できないね」

典子「確かに隊長達の根性は侮れない!」

ねこにゃー「じゃ、じゃあボク達も全力でかからなきゃ」

みほ「では両チーム指定のポイントまで行きましょう」
19: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:31:26.46 ID:jYoBofoEo
みほ「指定ポイント到着、と……各車準備はいいですか?」

梓『はい!』

そど子『準備オーケーよ』

桃「に、西住ちょっと待て!」

みほ「どうしました?」

桃「どうしたもこうしたも無い! 何故私は紅茶の入ったティーカップなど持っている!?」

みほ「グロリアーナではこれが普通らしいですよ」

桃「我々は大洗だ!」

みほ「まぁまぁ、私も持ってますし。あ、これをこぼしたらお互い罰ゲームということにしましょう」

桃「何ィ!?」

みほ「沙織さん、内容考えておいて。簡単なものでいいから」

沙織「えぇ!? まさかの白羽の矢!?」

桃「待て西住! いくらなんでも戦車の中で紅茶をこぼさずに持っていろというのは無理だ! というかこれ自体罰ゲームだぞ! こんな練習に意味は無い!!」

みほ「………………」
20: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:32:08.70 ID:jYoBofoEo
桃「おい聞いているのか西住! なんとか言わんか!」

みほ「皆さん、今河嶋先輩が『あんな雑魚共相手ならヘッツァー1輌でも十分だ』って言ってました」

桃「おい!?」

カエサル『ほう、随分と強気じゃないか』

ねこにゃー『舐めプ死すべし!』

典子『ハチの巣にしてやる!』

そど子『ゴモヨ、パゾ美、狙うはカメさんチームよ!』

桃「お、お前達待て! 今のは違うぞ!!」

みほ「それじゃあ、練習開始!」

桃「西住ィィィィーーーーーーー!!!!」
21: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:32:39.52 ID:jYoBofoEo
桃「ゆ、柚子ちゃん……う、動かないで……!」カタカタカタ

柚子「いや、動かないと包囲されて集中砲火だよ!?」

杏「動いてなくても河嶋の手が震えてて今にもこぼれそうだけどね」


典子「カメさん発見! 森の中!」

妙子「発射!」ダァン!

桃「ぎゃああああぁぁぁ!!! 危ないだろ!!」

左衛門佐「戦いに危ないも安全も無いぞ副隊長!」ダァン!

桃「ぎええぇえぇえぇぇ!!? こ、こぼれるこぼれる!!」
23: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:36:33.26 ID:jYoBofoEo
あや「くらえぇ!」ダァン!

そど子「畳みかけるわよ!」ダァン!


ドォン!


柚子「被弾しました!」

杏「まぁこんなところで集中砲火くらっちゃぁね」

桃「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」ガシャン


沙織「み、みぽりん……今の音」

みほ「だね」
24: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:37:10.77 ID:jYoBofoEo
優花里「あっ、ヘッツァーから旗が!」

みほ「次はこっちみたい。ゆっくり衝撃の無いように後退して!」

麻子「流石に無理だ。森の中だぞ」

みほ「麻子さんならできる!」

沙織「みぽりん今にもこぼしそうじゃん!」

みほ「だ、大丈夫……どんなことがあっても大洗の生徒は紅茶をこぼしたりしないから!」

沙織「さっき思い切りこぼしてる人いたよ!?」

みほ「あ、麻子さん揺れてる!」

麻子「戦車はそういうものだろうが。あと前方からレオポンとウサギ」

華「迎撃しますよ!」

みほ「おねがい!」
25: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:37:42.43 ID:jYoBofoEo
ダァン!!


パシャン


みほ「あっ」ビチャ

沙織「あっ」

優花里「あっ」


梓「危なかったぁ……庇ってくれてありがとうございます!」

ナカジマ「大丈夫大丈夫、レオポンはそれなりに硬いから当たり所さえよければ」

梓「よーし、撃て!」

ナカジマ「こっちも発射!」


バァン! ダァァン!!
26: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:38:21.05 ID:jYoBofoEo
・・・・・・

~練習後~


梓「まさかⅣ号を倒せる日が来るなんて……」

ナカジマ「よかったね」

桃「それでは……今日はここまでとする…………」

「「「「お疲れ様でした-!」」」」


杏「と、その前にー! なにやら河嶋と西住ちゃんに罰ゲームがあるみたいだよー!」

おりょう「罰ゲームぜよ?」

杏「理由は知らないけど、戦車の中で紅茶をこぼしたら罰ゲームする遊びしてたんだって」

桃「(遊びじゃないだろうあれ……)」

みほ「さぁ河嶋先輩、何してくれます?」

桃「おい貴様もこぼしたんだろ! 知ってるんだぞ連帯責任だ!」

みほ「ちっ」
27: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:39:08.21 ID:jYoBofoEo
みほ「それで沙織さん、罰ゲーム考えてくれた?」

沙織「2人いっぺんにでしょ? 難しいなぁ……」

華「手軽にキスなどはいかがでしょう」

沙織「ええっ!?」

桃「き、ききききキスぅ!? ふざけるなぁ!」

みほ「ちょ、ちょっと流石にそれは……」

華「そうですか? 良いアイディアだと思ったのですが」

麻子「百合の花を咲かせるつもりだったのか。花道だけに」
28: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:40:03.86 ID:jYoBofoEo
沙織「じゃあ……みぽりんと桃ちゃん先輩でお姫様抱っことか?」

みほ「それくらいならいいかな」

桃「それもどうかと思うが……まぁ、キスよりはマシだな」

ねこにゃー「西住さん、だっこならボクらがしましょうか?」

ももがー「3人までなら簡単ぞな!」

ぴよたん「片手でも持ち上げられるなり!」

桃「今のアリクイだと頭を鷲掴みにされて砲丸投げのボールにされそうだ……」ガクガク

沙織「いやいや、ここは片方がもう片方をって感じで」
29: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:40:29.93 ID:jYoBofoEo
杏「お、それじゃ河嶋やってもらったら?」

桃「えっ!?」

柚子「そういえば桃ちゃん、昔『好きな人にお姫様抱っこしてもらうのが夢』って言ってたよね~」

桃「ちょ、何故今そんなことを思い出す!?」

優季「いいじゃないですか~!」

あゆみ「昔からの夢なんてロマンチック!」

桃「いや、昔と言ってもそんなの小学生の頃で……」

杏「この際だし好きな人ができた時用に練習しとけば?」

柚子「いっそ初めてお姫様抱っこしてもらった相手を好きになるとか?」

桃「これが罰ゲームだってこと忘れてるだろー!!」
30: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:41:03.12 ID:jYoBofoEo
桃「ぐっ、こうなったら仕方ないか……さぁやれ西住! 煮るなり焼くなり好きにしろ!」

みほ「あはは……じゃあ失礼しますよ」サワッ

桃「ひあああああぁぁぁっっ!!? い、今お尻触ったぁ!!」

みほ「そんな痴漢じゃあるまいし……それにこうしないとできませんし」サワッ

桃「かっ肩に手を置くな! 距離が近い!」

杏「河嶋ーうるさいぞー」

桃「かいちょぉ~!」

みほ「よいしょっと」

桃「わひゃぁっ!?」


左衛門佐「これは前田利家と芳香院!」

おりょう「桂小五郎と幾松!」

カエサル「ロミオとジュリエット!」

エルヴィン「それだ!」
31: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:43:02.22 ID:jYoBofoEo
桃「に、西住……意外と力あるんだな」

みほ「河嶋先輩が軽いおかげですよ」ニコッ

桃「ッ、そうか……」モジ

柚子「あ、桃ちゃん照れてるー」

桃「照れてない! あとさっきから桃ちゃん言うな!!」

みほ「沙織さん、こんなものでいい?」

沙織「え? あ、うん。いいと思うよ」

みほ「じゃあ下しますね。よいしょ……と」
32: ◆wQQcI0pNtAGr 2016/01/21(木) 13:43:33.68 ID:jYoBofoEo
あや「なんかイメージと違うね」

左衛門佐「もっと見ているこっちが顔を赤くするような展開を予想していたが」

麻子「まぁこんなものだろう」

桃「(こちらとしてはかなりドキドキしたが……大丈夫のようだな)」


杏「にしても河嶋と西住ちゃん、いつからそんな罰ゲームなんてし合う仲になったの?」

カエサル「確かに、縁遠そうな2人がこういったことをするとは珍しい」

みほ「まぁ色々あってね」

ねこにゃー「イロイロ……なんか密で蜜な響き……」

桃「ええい、もう解散だ! 貴様ら散れ散れ!」

「「「「はーい」」」」
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